浄水器とウォーターサーバーならどっちを選ぶ?メリット・デメリットを解説

2022/12/07 更新日:2024/02/16

ウォーターサーバーと浄水器どちらを利用するべきか、迷っている方もいるのではないでしょうか。ウォーターサーバーと浄水器はどちらも安全なお水が出てくる点で共通していますが、実はさまざまな違いがあります。

 

この記事ではウォーターサーバーと浄水器の比較、それぞれのメリット・デメリット、おすすめな人の特徴などを解説します。参考にしてください。

 

浄水器とウォーターサーバーの比較

浄水器とウォーターサーバーについて、お水の種類、レンタル料金、電気代の目安、その他にかかる費用を比較し解説します。

 

お水の種類

浄水器とウォーターサーバーではお水の種類が違います。浄水器のお水は水道水をろ過し、浄水したものです。水道水の原水はダムや井戸に貯めておいた雨水や雪解け水で、ろ過や殺菌処理の後、塩素消毒が行われます。

 

ウォーターサーバーのお水は天然水やRO水です。天然水とは特定の水源地で組み上げられ、沈殿やろ過、加熱殺菌以外の処理がされていないお水のことです。天然水には天然由来のミネラルが含まれています。
RO水と天然水の違いについて、以下の記事をご覧ください。
関連記事:「RO水と天然水の違いやメリットを解説!ウォーターサーバーの水は何がいい?」

RO水とは逆浸透膜(RO膜)を用いて、原水の不純物をろ過したお水をいいます。RO水は純水に近く、ミネラル成分があまり含まれていません。

 

※出典:水の種類を知ろう!ウォーターサーバーに使われている水の種類はどれ?|サントリー
 

レンタル料金

レンタル料金は浄水器、ウォーターサーバーのどちらでも発生する場合があります。浄水器はタイプによって発生する料金も異なり、浄水カートリッジの購入費用や、機器のレンタル料などがかかることが一般的です。

 

ウォーターサーバーも機器のレンタル料がかかることがありますが、レンタル料はサービスやプランによっても異なり、メーカーによってはレンタル料が無料となることもあります。

 

お水の使用料金

お水の使用料金はウォーターサーバーと浄水器で異なります。浄水器は水道水をろ過する仕組みのため、使用した分の水道料金が必要です。ウォーターサーバーはサーバーに入れるためのお水を購入する必要がある場合、その代金がかかります。メーカーによってお水の料金は異なるため、契約前に確認する必要があります。

 

電気代の目安

浄水器は水道水をフィルターに通してろ過するための機器なので、電力の使用は発生せず、基本的に電気代がかかりません。

 

ウォーターサーバーは、メーカーや機種によっても異なりますが、月に1,500円程度(※)の電気代が発生する傾向があります。ウォーターサーバーによっては温水が飲める機器もあり、常時温度管理をしている場合は電気料金が上がりやすくなります。

 

※出典:ウォーターサーバーの料金は高い?水道水やペットボトルとの違い|サントリー

 

その他にかかる費用

浄水器とウォーターサーバーには、それぞれレンタル料金やお水の使用料金、電気代の他にも費用がかかることがあります。浄水器はタイプによって設置のための工事が必要となり、その費用が生じます。例えば、ポット型や蛇口直結型では工事が発生しませんが、ビルトインや浄水器一体型では取り付け工事をしなくてはなりません。

 

ウォーターサーバーはメーカーによりますが、お水容器の配送料やウォーターサーバーのメンテナンス料などが必要なケースがあります。

 

浄水器のメリット・デメリット

浄水器のメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

 

浄水器のメリット

浄水器のメリットは以下のとおりです。

 

・比較的コストがかからない

・容器などのゴミが出ない

・手軽に使用できる

 

それぞれ解説します。

 

比較的コストがかからない

浄水器のメリットは比較的コストがかからないことです。前述したように、浄水器は基本的に電気代がかかりません。かかる費用はお水代と必要な場合は機器のレンタル費用、そして定期的なカートリッジの交換のためのカートリッジの購入費用です。カートリッジの値段はメーカーによって異なります。

 

容器などのゴミが出ない

浄水器の使用ではウォーターサーバーで出がちな容器などのゴミが出ないこともメリットです。浄水器は水道水をろ過するためペットボトルが必要なく、結果としてゴミを発生させません。空になった容器を自宅で廃棄する必要もないため、プラスチックゴミを減らすことになりエコ活動につながります。

 

手軽に使用できる

手軽に使用できることも浄水器のメリットといえます。家庭で浄水器を設置する際は、基本的に蛇口に取り付けるなど使い方が簡単です。ポット型と呼ばれる、フィルターを内蔵したピッチャーの形の浄水器なら買ってすぐに使えるため、さらに手軽です。浄水器を使用していると、ペットボトルを買いに行ったりウォーターサーバーの容器を交換したりする必要がありません。

 

浄水器のデメリット

浄水器のデメリットは以下のとおりです。

 

・常温のお水しか使えない

・塩素のにおいを感じることがある

・断水すると使えなくなる

 

それぞれ解説します。

 

常温のお水しか使えない

常温のお水しか使えないことは、浄水器のデメリットです。好きな温度のお水がいつでも利用できるウォーターサーバーと異なり、浄水器は水道と同じ温度のお水しか使用できません。カップ麺や赤ちゃんのミルクのためにお湯を使用したい場合は、浄水器から出したお水をそのまま使うことはできず、沸かす手間がかかります。

 

塩素のにおいを感じることがある

浄水器のデメリットは、お水から塩素のにおいを感じる場合があることです。浄水器のお水は基本的に水道水のため、商品の仕様やフィルターの経年劣化によっては、水道水特有の塩素のにおいが残っている場合もあります。浄水器ではウォーターサーバーやペットボトルのお水と比較すると、味が落ちることもあるでしょう。

 

災害時に断水すると使えなくなる

災害時に断水すると使えなくなることも、浄水器のデメリットといえます。浄水器は水道水を使用しているため、災害などで断水してしまうとお水が使えなくなってしまいます。また、浄水器のお水は塩素を除去しているため、雑菌が発生しやすくなっているため、長時間の保存ができません。浄水器ではいざというときに、お水が利用できない可能性があります。

 

ウォーターサーバーのメリット・デメリット

次にウォーターサーバーのメリットとデメリットをそれぞれ解説します。

 

ウォーターサーバーのメリット

ウォーターサーバーのメリットは以下のとおりです。

 

・いつでも冷たいお水が飲める

・お湯も簡単に使える

・災害時に備えられる

 

それぞれ解説します。

 

いつでも冷たいお水が飲める

ウォーターサーバーのメリットは、いつでも冷たいお水が飲めることです。ウォーターサーバー内では常時お水を冷却しているため、飲みたいときにすぐに冷たいお水が飲めます。お水に氷を入れたり、冷蔵庫でお水を冷やしたりといった手間をかけることなく、冷たいお水を楽しめます。

 

お湯も簡単に使える

ウォーターサーバーがあればお湯も簡単に使えることがメリットです。ウォーターサーバー内ではお水を冷やすだけでなく、温めることもできます。カップ麺や赤ちゃんのミルクのためにお湯が必要な場合、ウォーターサーバーがあればお湯を沸かす時間や手間をかけることなく、すぐにお湯が使用できて便利です。

 

災害時に備えられる

災害時に備えられることもウォーターサーバーのメリットといえます。ウォーターサーバーではお水容器が定期的に配送されるため、災害時に断水しても蓄えのお水が使えて安心です。

 

サントリー天然水ウォーターサーバーのお水容器は、いざというときに取り付けられる非常用コックが付属しています。非常用コックとはお水容器に装着する蛇口のようなもので、ウォーターサーバーが停止してしまっても、お水容器から直接お水を出すことが可能です。

防災対策としても役立つウォーターサーバー 

ウォーターサーバーのデメリット

ウォーターサーバーのデメリットは以下のとおりです。

 

・コストがかかる

・お水容器の交換が必要

・設置場所が必要

 

それぞれ解説します。

コストがかかる

ウォーターサーバーは浄水器と比較して、コストがかかるケースがあります。ウォーターサーバーにかかる一般的なコストは以下のとおりです。

 

・お水代:56~87.5円程度(500mlあたり)

・電気代:1,500円程度(※)

 

ウォーターサーバーのメーカーや機種などによっても、発生するコストは異なります。

 

※出典:ウォーターサーバーの料金は高い?水道水やペットボトルとの違い|サントリー

お水容器の交換が必要

お水容器の重さはメーカーによっても異なりますが、交換するのが大変なケースもあります。お水容器には使い捨てのワンウェイボトル、再利用されるリターナブルボトル、軽くかさばらないビニールパックといった、さまざまな種類があります。サントリー天然水ウォーターサーバーのお水容器は、女性やご年配の方でも負担なく持ち上げられる7.8Lの軽量天然水ボックスなので、交換が簡単です。

 

設置場所が必要

ウォーターサーバーを設置するためにはある程度の広さが必要です。部屋が狭くて置けない場合は、ウォーターサーバーは向いていないかもしれません。サントリー天然水ウォーターサーバーは、新聞片面約半分程度のスペースがあれば設置できるので、限られた広さでも導入が可能です。

サントリー天然水ウォーターサーバーのセッティングイメージ 
 

浄水器とウォータサーバーならどちらを選ぶ?

浄水器とウォーターサーバーにはそれぞれ向き不向きがあります。浄水器がおすすめな人の特徴と、ウォーターサーバーがおすすめな人の特徴を、それぞれ解説します。

 

浄水器がおすすめな人の特徴

浄水器は、とにかくお水にかかるコストを抑えたい方におすすめです。前述のとおり、浄水器のメリットの一つに、比較的コストがかからないことが挙げられます。また、手軽に導入したい方にも浄水器は適しています。特にフィルターが内蔵されている、ピッチャーのような形をしたポット型の浄水器なら、購入するだけでそのまま使えます。

 

そして、ウォーターサーバーを設置するスペースが確保できない方や、ウォーターサーバーのためのスペースを取りたくない方にも、浄水器が向いているといえるでしょう。ウォーターサーバーにはある程度のスペースが必要ですが、浄水器ならあまり場所をとりません。

 

ウォーターサーバーがおすすめな人の特徴

お水の味にこだわりたい方や、おいしいお水が飲みたい方には、ウォーターサーバーがぴったりです。天然水を使用しているウォーターサーバーなら、天然のミネラルが含まれたおいしいお水が楽しめます。また、お水の安全にこだわりたい方にも、ウォーターサーバーが適しているでしょう。ウォーターサーバーには、殺菌を行うクリーンシステムが搭載されているものもあります。例えば、サントリー天然水ウォーターサーバーには、本体内を自動で殺菌する「おいしさキーパー」機能がついています。

 

そして、便利な機能が欲しい方にも、ウォーターサーバーがおすすめです。ウォーターサーバーは冷たいお水だけでなく、お湯もいつでも使用できます。ウォーターサーバーによっては、安全のためのロック機能がついているものもあります。例えば、サントリー天然水ウォーターサーバーには、独自の「2重のチャイルドロック」機能が搭載されていて、お子様が簡単に操作できないよう、全操作をロック可能です。

 

ウォーターサーバーを選ぶならサントリー天然水がおすすめ

浄水器はコストが抑えられ、ゴミが出にくく手軽ですが、その反面、常温のお水しか出ず、塩素のにおいがすることがあり、断水に備えられません。ウォーターサーバーはコストがかかり、お水容器の交換や設置場所が必要となりますが、冷たいお水とお湯の両方が使えて、災害時も安心です。

 

ウォーターサーバーを選ぶなら、サントリー天然水ウォーターサーバーがおすすめです。サントリー天然水ウォーターサーバーならお水代だけで始められ、南アルプスの清冽な天然水を楽しめます。専用のサーバーは「おいしさキーパー」「4段階温度設定」「チャイルドロック」といった便利な機能を備えているため、安心、安全かつ便利に使えます。

 
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