ウォーターサーバーの使用量は何リットル!?状況別に徹底解説

2021/11/26 更新日:2023/12/23

ウォーターサーバーを導入する際によくある悩みが「月に何リットルの水を必要とするか」ということです。

 

厚生労働省によると、成人が尿・便、呼吸や汗で1日に排出する水分が2.5リットルであり、水分摂取量としても1日に2.5リットルが必要だと公表しています。

 

ただし、2.5リットル全てを飲み水として摂取する必要があるわけではありません。1日の中で食事を通じて摂取できる水分が1リットル、体内で作られる水分が0.3リットルがあるため、飲み水としては1.2リットルが必要です。

 

また、この目安は体重や年齢などによって状況が変わりますし、こまめに水分補給することが推奨されています。

 

参照:「健康のため水を飲もう」推進運動 厚生労働省

 

ウォーターサーバーで購入する水の量を検討する上で参考になる数値ではありますが、実際のところ、家族構成やライフスタイルによっても消費する水の量は変わります。

 

そこで本記事ではウォーターサーバーを導入するにあたり、月にどのくらいの水の量が必要なのかをまとめましたのでぜひ参考にしてみてください。

 

ウォーターサーバーは月に何リットルの水が必要か

ウォーターサーバーを使う上で、月に何リットルの水が必要なのでしょうか。

 

人間の体は、

 

・胎児では体重の約90%

・新生児では体重の約75%

・子供では体重の約70%

・成人では体重の約60%から65%

 

と、体の半分以上が水分で出来ており、私たちは生きていくために水を摂取する必要があります。

 

関連記事:水大辞典 人間と水

 

ウォーターサーバーは、水を飲むだけではなくコーヒーやお茶を飲んだり、すぐに熱いお湯が必要な場合や、料理に活用するために使われます。

 

仮に、単身であっても1日にコップ4杯のお水を飲むとすれば、1杯200mlとすると1ヶ月で24リットル消費することになります。

 

ウォーターサーバーは、7リットル〜12リットルの容量で月に2〜3セット、つまり月24リットルが最低契約単位になっているパターンが一般的です。

 

ウォーターサーバーで使う水の量は人それぞれです。子供と大人であれば体重も違いますし、必要とする水の量も異なります。

 

また、ウォーターサーバーを飲用のみで使う人もいれば料理に活用する人もいます。

 

ここでは、ウォーターサーバーの水の使用量に関して状況別に解説していきます。

 

子供と大人

子供と大人では、1日に必要な水分量は異なり、もちろん、大人の方が1日に水の必要な量は多くなります。

 

ただし、例えば乳幼児であれば大人と比べて汗腺が未発達なので、自分自身で体温のコントロールがうまくいきにくく、汗をかくことも多くなります。そのため、水分を必要とする頻度も多くなります。

 

参照:みんなの医療ガイド 熱中症について 公益社団法人 全日本病院協会

 

また、大人よりも運動する機会が多い子供も数多くおり、成人以上に水分をこまめに摂取することが必要になります。

 

体格が小さいからといって子供の水分量を低めに見積もるのではなく、逆に子供だからこそ大人との体格差以上に水分を必要とするという考え方も持っておきましょう。

 

飲用・料理用など用途

飲用のみに使うのか、飲用のほか料理用にも使うのかによっても水の使用量が大きく異なってきます。

 

用途 水の使用量
お茶・コーヒー 1杯あたり200ミリリットル
ポトフ 1杯200ミリリットル
ご飯 米1合に対して200ミリリットル

 

ポトフなどの料理ではレシピによっても大きく異なるため、一般的なレシピを参考に標準的な数値を記載しています。

 

当然ながら、飲用だけではなく料理をする方にとって、使用する水の量は必然的に増えていくと言えます。

 

一人暮らし・二人暮らしなど家族構成

家族構成によっても、水の使用量は異なります。

 

成人の1日の水分排出量というのは約2.5リットルになり、そのうち食事などで約1.3リットルの水を補給できるので、残り1.2リットルを飲用で補給する必要があります。

 

そこから1ヶ月に必要な水の量を計算すると、1名・1ヶ月あたり1.2リットル × 30日間 = 36リットルとなります。

 

簡単なシミュレーションですが、家族構成別にまとめると、以下が必要な水分量だと言えます。

 

・家族構成別・1ヶ月あたりの必要な水分量

家族構成 水分量
一人暮らし 36リットル
2〜4人家族(夫婦のみ / 夫婦+子供 2名 ) 72〜108リットル
大人4人(夫婦 + 祖父母 2名) 108リットル

 

外出している時に自販機で飲み物を買ったり、外食をすることで自宅のウォーターサーバー以外で水分を摂取する機会も多くあります。

 

そのため、では、ウォーターサーバーの発注目安として以下をお勧めしています。

 

・ウォーターサーバーの発注目安

家族構成 容量 箱数
一人暮らし 23.4 リットル 3箱
2〜4人家族(夫婦のみ / 夫婦+子供 2名 ) 46.8 リットル 6箱
大人4人(夫婦 + 祖父母 2名) 70.2 リットル 9箱

 

状況によって異なりますが、ウォーターサーバーの水の使用量の計算において上記の水量を参考の一つにしてみてはいかがでしょうか。

 

月何リットルか概算した上でのウォーターサーバーのチェックポイント

月に使う水の量の目安感を得たところで、次にウォーターサーバーのチェックポイントについて解説をしていきます。

 

ここでは、チェックポイントとして以下の3点を解説していきます。

 

・ボトルの容量

・置く場所とサイズ

・水代以外の費用

 

それでは、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

 

ボトルの容量

1つ目のチェックポイントは、ボトルの容量です。

 

ボトルの容量ですが、一般的には7リットルから12リットルの幅の中で様々なタイプがあります。

 

ボトルという表現をしていますが、実際には、大きなペットボトルのガロンタイプ、その他にポリエチレンのバックに水が入っているタイプもあります。

 

また、そのバックが段ボールのボックスに入っているバックインボックスタイプもあるなど、実際は容器にも色々な種類があります。

 

総じて、ボトルの容量が小さければ運びやすく交換しやすいといったメリットもありますし、一方でボトルの交換作業をする頻度が多くなります。

 

関連記事:ウォーターサーバーとペットボトルどっちを選ぶ?メリット・デメリットから宅配水との違いまで解説

 

置く場所とサイズ

2つ目のチェックポイントは、置く場所とサイズです。

 

ウォーターサーバーには床置き型と卓上型があります。床置き型の場合は設置する場所を床面に用意しなければならず、卓上型に比べるとスペースを使ってしまいます。

 

床置き型を設置する場合は、冷蔵庫のようにウォーターサーバーと壁の間は10センチ〜15センチ程度は離す必要がありますので、その点を踏まえて計算して置くことが必要です。

 

関連記事:ウォーターサーバーの置き場所を決める際のポイントと注意点

 

水代以外の費用

3つ目のチェックポイントは、水代以外の費用です。

 

水代以外の費用としては、サーバーレンタル代、電気代、サポート料(メンテナンス料)、配送料になります。

 

サーバーレンタル代、サポート料、配送料が無料という会社も多くありますが、途中解約による解約金がある場合が多いことに注意が必要です。

 

短期間で解約すると思わぬ解約金を支払わなければならないケースもありますので、解約条件に関しても事前に確認しておきましょう。

 

まとめ


本記事では、ウォーターサーバーを使うに当たって、月に何リットルの水を必要とするのかを解説しました。実際にどれくらい使うのかは、家族構成やウォーターサーバーの水の使用用途などの状況によって異なってきます。

 

また、ウォーターサーバーを導入する際には、水の容量や置き場所・サイズ・水代以外も含めた経費について考えておくことも必要です。

 

なおサントリーのウォーターサーバーでは、7.8Lのコンパクトなバックインボックス形式で水を提供しており、水を交換しやすかったり、置く場所もスペースを抑えることができます。

 

ウォーターサーバーの導入検討をする際には、当社の天然水ウォーターサーバーもチェックしてみてはいかがでしょうか。

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