ウォーターサーバーで淹れるコーヒーがおいしい理由!水の温度や種類について
豆の種類や産地にこだわりを持っているコーヒー好きな方は、お水にもこだわるのではないでしょうか。
本記事では、ウォーターサーバーのお水がコーヒーに適している具体的な理由や、コーヒーの淹れ方の種類などを解説しているので、ぜひ参考にしてください。
焙煎度合いでコーヒーの味は変化する
コーヒーの味の決め手は、コーヒー豆の焙煎方法にあります。コーヒー豆の主な焙煎方法は次のとおりです。
・ライトロースト
・シナモンロースト
・ミディアムロースト
・ハイロ―スト
・シティロースト
・フルシティロースト
・フレンチロースト
・イタリアンロースト
リストの上に行くほど焙煎度が浅煎りになります。浅煎りのコーヒー豆は酸味が強く、香りは弱くなる傾向があります。一方、リストの下に行くほど焙煎度が深煎りになり、コーヒー豆は苦味や香りが強いです。焙煎方法によってコーヒー豆の味が変わる理由は、生豆に含まれている成分によって、コーヒーの色や味、香りに変化が出るからです。
生豆に含まれる成分と焙煎後の豆の成分の違いは、小糖類と遊離アミノ酸です。生豆に含まれる小糖類は6~8%程度、遊離アミノ酸は2%程度ですが、焙煎後の豆は小糖類が0~3.5%程度、遊離アミノ酸が0%と変化しています。(※)
コーヒーに適している水は軟水?硬水?
お水の硬度はコーヒーの味に影響を与えます。一般的にコーヒーには軟水が適しているといわれているためお水の硬度を確認しましょう。硬度はマグネシウムとカルシウムの含有量を表す度合いで、硬度の基準は、以下のとおりとなっています。
・軟水:100以下
・中硬水:100~300
・硬水:301以上
軟水で淹れたコーヒーの特徴
軟水のお水でコーヒーを淹れた場合、コーヒー豆の本来の香りや味を引き出せるといわれています。全日本コーヒー協会では、お水の硬度が低い軟水のミネラルウォーターをコーヒーに使うことを推進しています。(※)
軟水がコーヒーに向いている理由は、マグネシウムやカルシウムなどのミネラル成分の含有量が少なく、コーヒーの味に影響を及ぼしにくいと考えられているからです。サントリー天然水も軟水を使用しているため、コーヒーをおいしく淹れたい場合におすすめです。
出典:インスタントコーヒーの入れ方ホット|全日本コーヒー協会
コーヒーを淹れるのに適している温度は90℃前後
コーヒーを淹れる際に使用するお水の温度はコーヒー成分の抽出を左右します。そのためコーヒーをおいしく淹れるには、適切なお水の温度を理解しておく必要があります。コーヒーを淹れるときの適温は90℃以上が一般的です。コーヒーを淹れる場合は90℃前後のお湯が推奨されます。
なお、ハンドドリップのコーヒーからアイスコーヒーを作る場合は、90℃のお湯でコーヒーを淹れて氷で急速に冷却する方法が一般的です。全日本コーヒー協会でも、90℃程度のお湯を使用してコーヒーを淹れることを推奨しています。お水の温度が高くなるほどコーヒーの酸味が強くなり、苦味が弱くなる傾向があるからです。
出典:インスタントコーヒーの入れ方ホット|全日本コーヒー協会
コーヒーの色々な淹れ方
コーヒーの淹れ方には複数の種類があります。主な淹れ方は、インスタント・ペーパードリップ・ネルドリップ・サイフォン・エアロプレス・水出しです。以下では、それぞれの特徴を解説します。
インスタント
インスタントはコーヒーカップにコーヒーの粉末を入れて、お湯を注いで混ぜるだけの簡単な方法です。コーヒーの粉末は小さじ1杯(約2g)に対し、お湯を140ml注ぐのが一般的なコーヒーの濃さの目安となっています。
コーヒーの粉末の量を減らしたり増やしたりできるため、自分好みの飲みやすい濃さのコーヒーを作りやすいでしょう。インスタントでコーヒーを淹れる場合は、コーヒーの粉末がしっかり溶けるまでかき混ぜることがポイントです。
出典:インスタントコーヒーの入れ方ホット|全日本コーヒー協会
ペーパードリップ
ペーパードリップは、ドリッパーを使用してコーヒーを淹れる方法です。140mlのコーヒーを淹れる場合は、コーヒーの粉末は1杯当たり10〜12gを目安に使用します。
ドリッパーにペーパーフィルターをセットしてコーヒーの粉末を平らになるように入れます。ドリッパーの中心にお湯を20ml程度注ぎ、20秒程度蒸らし、お湯がなくなるまで繰り返し行います。お湯を注ぐ速度や蒸らす時間を変えることで、コーヒーの味わいが変化することが特徴です。
ネルドリップ
ネルドリップは、フランネルと呼ばれる織物をフィルターに使用してコーヒーを淹れる方法です。ペーパードリップに比べてフィルターの繊維が粗いため、コクのあるまろやかな味わいのコーヒーを作れます。
フランネルは水洗いして水気を絞り、専用のハンドルにセットして使用します。使用後に水洗いすれば繰り返し使えます。ネルドリップに適しているのは、粗挽きや中挽きされたコーヒー豆です。
サイフォン
サイフォンは、アルコールランプでフラスコ内のお湯を加熱し、気圧の変化によってお湯を押し上げてコーヒーを淹れる方法です。押し上げられたお湯と上部のロート内でコーヒーの粉末と混ぜ合わさることでコーヒーを抽出できます。
コーヒーを淹れる瞬間は温度が高くなるため香りが深くなる傾向ですが、ドリップしたコーヒーに比べてすっきりとした味わいが特徴です。挽き立てのコーヒー豆を使用するとコーヒー豆の香りと風味を引き出せます。
エアロプレス
エアロプレスは専用の器具を使ってコーヒーの粉末とお湯をかき混ぜ、コーヒーを抽出する方法です。エアロプレスは2000年代に入ってから誕生した方法として知られています。専用の器具を押し出すときの空気の圧力を利用するため、短時間でコーヒーを作ることが可能です。ただし、器具を押し出す際にある程度の力が必要です。
専用の器具はコンパクトなサイズで持ち運びに便利なため、キャンプなどのアウトドアで使用するのもおすすめです。
水出し
低温抽出方法の水出しはアイスコーヒーを淹れるときに利用するコーヒーの抽出方法です。他の方法は、お湯を使用してコーヒーを抽出しますが、水出しの場合はお湯ではなくお水を使います。
水出しの方法は、コーヒーの粉末を入れたコーヒーパックを計量した水の中に入れて冷蔵庫に保管するだけです。浸漬時間の目安は、浅煎りが16時間程度、中煎りが14時間程度、深煎りが12時間程度です。加熱せずに時間をかけてコーヒーを抽出する方法なので、すっきりとした口当たりの良い味わいに仕上がります。
コーヒーを淹れるならサントリー天然水ウォーターサーバーがおすすめ
サントリー天然水ウォーターサーバーのお水はコーヒーを淹れるのに適した軟水を使用しているため、コーヒーをおいしく淹れたい場合に最適です。ここでは、サントリー天然水ウォーターサーバーがコーヒーを淹れる際におすすめの理由を紹介します。
「4段階温度設定」機能がついたサントリー天然水ウォーターサーバーなら好みの温度で抽出できる
サントリー天然水ウォーターサーバーには、4段階温度設定機能が搭載されています。4段階温度設定機能は、温水・冷水それぞれに2段階の温度設定ができる機能です。4段階の温度設定は次のとおりです。
【冷水】
・通常モード:4~9℃
・弱冷モード:12~15℃
【温水】
・通常モード:85~92℃
・弱温モード:70~75℃
コーヒーにおすすめなのは、90℃前後のお湯がすぐに利用できる温水の通常モードです
サントリー天然水は軟水のため豆本来の香りと味を引き出せる
前述のとおり、サントリー天然水のお水は軟水を使用しているため、コーヒーに使用すれば豆本来の香りと味を引き出せます。温水と冷水を使い分けることでホットコーヒーやアイスコーヒーも簡単に作れるため便利です。
コーヒー以外の紅茶やお茶にも活用できる
サントリー天然水はコーヒーだけでなく、紅茶やお茶などの飲み物を作るときにも活用できます。弱温モードのお湯を使用すれば、お湯を沸かして冷ます手間をかけずに赤ちゃんのミルクも簡単に作れます。
料理にも活用できる
サントリー天然水は飲み物を作るときだけでなく料理にも活用できます。例えば、ご飯を炊くときや、だし汁・スープを作るときなどにもおすすめです。サントリー天然水を料理に活用す方法については、こちらの記事も参考にしてください。
▼ウォーターサーバーは料理にも役立つ!おいしい食事で健康をサポートしよう
サントリー天然水ウォーターサーバーならコーヒーとの相性もよく様々な活用ができます
このように、サントリー天然水ウォーターサーバーは、コーヒーを淹れるのに相性の良い軟水であることと、90℃前後のお湯をすぐに使えるため、コーヒーを淹れる際におすすめです。コーヒーを美味しく、手軽に入れたいなとお考えの方や、料理のお水が気になる方は、ぜひサントリー天然水ウォーターサーバーをご利用ください
サントリー天然水
ウォーターサーバーチーム
南アルプスの天然水を、ご家庭でも。サントリー天然水 ウォーターサーバーチームでは、ウォーターサーバーの導入を検討している方向けに、天然水ライフの楽しみ方や最新の情報を発信していきます。